トラブルを起こしかけた
「それで、何処に?」
「なるべく人目に付かないところの方が話しやすい。」
キョウヤと蓮、早苗は話ながら歩く。その後に四人は少し離れて着いてくる。
「泰ちゃん達と離れた理由は?」
「固まってると、一般の人に記憶が植え付けられる。だからこうして離れてる訳だ。」
キョウヤは早苗に説明すると、通行人と肩がぶつかる。
「あ、すまない。」
「…チッ。」
舌打ちした男は少し睨んで去ろうとしたが、早苗がその男の前に出てムスッとした顔をする。
「こら、そこの人‼️キョウヤんが謝ったのに舌打ちはおかしいよ。」
「んだよこのガキ。」
「良いんだ早苗ちゃん。前を見てなかった俺が悪いんだから。」
「キョウヤんが悪くても謝ったら、こちらこそとか、いえ大丈夫です、とか言わないのはおかしいよ。」
「俺が謝ろうが謝らないのは勝手だろ。さっさと失せろチビ。」
「おっと、次の言葉によっては私のホワチャチャ拳が火を。」
火を吹くぜと言おうとしたとき、後ろにいた泰智は軽く早苗の頭にチョップを入れ首を掴み前に出る。
「すいませんね、うちの馬鹿が迷惑かけて。」
ハッハッハッと笑いながら早苗の頭をぺしぺし軽く叩く。
「親なら子供から離れるな。鬱陶しくて仕方ない。それと、そこの黒髪と茶髪‼️ツレならちゃんと教えとけ。」
その男は捨て台詞を吐くようにその場を去った。
「…心配してるのかキレてるのか。」
「お前らが親子か。うん、似合ってる。」
「こんな娘、育てるの辛いわ。」
「…こ、子供。」
早苗は子供と言われ少し落ち込む。早苗の落ち込んでる顔を見た三人は少し苦笑いをしていた。
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