霊獣会議
「朝早くすみませーん。誰かいませんかー。」
泰智はドラゲリオンがいる湖に魔法で移動するが、湖は霧で覆われていて遠くの景色は見えなかった。
「日を改めるかな。」
「…何だ貴方でしたか。」
帰ろうとした時、背後に何時からいたのかドラゲリオンがいた。
「すみません、突然現れては警戒するんで次からは事前に連絡を。それに、私はそろそろ出掛けようとしてるので用件は手短に。」
「色々すみません。あの、契約の条件って他に何かありますか?」
「契約…あぁ、召喚の事ですね。手短に説明しますと、強大な力を持つものはそのカード一枚しか無理なんですが、小さい力なら何人何体でも可能です。」
「そうですか、ありがとうございます。このあと何処に行くのですか?」
「私と同格の者達と今後の話し合いを。」
「他の霊獣と…他の全員どんな姿してるんですか?」
「全員決まった姿はありません。私でさえ全員をハッキリ見たことすら無いので。ですが、私はこの姿は気に入ってます。時間が押してるので私はこれで。」
ドラゲリオンは一回頭を下げその場を後にした。行った後瞬きを一回すると村の門の前に立っていた。
「全員と一回会ってみたいな。」
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