竜王の力
「これ以上は無駄か、仕方ない。最悪焼け焦げるかもしれないが相手の炎を頼るか。」
泰智は桜から離れ竜の場所を探す。竜は空中で旋回してクミを振り落とそうとしていた。
「クミさん凄いな。」
「終わったのでござるか?」
火縄銃に玉を入れながら泰智に聞く。
「今から竜の吐く炎で供給出来るか試す。」
「二人とも度胸ありますね。」
「そう?それより俺もさっさと役に立ちましょうかね‼️」
泰智は、足に魔力を回し竜目掛けて飛ぶ。旋回中の竜の羽に捕まり振り落とされないようにしがみつく。
「…終わったか?」
「今から相手の炎を利用する‼️」
「そう、じゃあ降りとくね。」
クミは手を離し桜の木の近くに着地する。竜はぐるりと頭を泰智の方に向け口を大きく開ける。
「おっと、この竜自分に当たることも承知か。」
泰智は剣を抜きもう一度足に魔力を回し次は竜の顔に飛びそのまま剣を竜の口元に当て残った魔力で全身を強化し口を力強く抱きしめ口を閉じさせた。竜のブレスは止まらずそのまま吐き出し隙間から炎が漏れ少し右足に当たった。
「あっつ‼️くそ、ちょっと魔力足りなかったが竜を持ってるから分かる。成功だ‼️」
泰智は剣を引き抜き抜いたが、魔力が切れ力が弱まりそのまま竜が旋回し振り落とされる。竜はそのまま大きく口を開け泰智に噛みつこうとした。だが、その一瞬を泰智は剣を突きの構えにし避けられないように竜が接近するのを待ち噛みつかれる瞬間に放った。炎の光線は竜の喉を貫通しそのまま地面に落ちた。
「ふぅ、助かったけどここ落下どうしよ。」
泰智はそのまま落下し月影の近くに落ち背中から叩きつけられた。
「泰智殿大丈夫でござるか?」
「うん、生きてるけどキャッチしてくれると嬉しかったな。」
「す、すまない。」
月影は泰智を起こし肩を貸した。
「しかし、よくあのような無茶を。」
「はは、俺はただ本気で戦っただけさ。」
「加減しろバカ。」
クミはこころを連れ泰智に近寄る。
「まぁ、考える力は弱いですけど。」
「それより、前に見せた竜王の使い方を書かれた紙のやつに言っとけ。情報が間違ってるって。」
「…どうして?」
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