その25.5続
泰智パートです。
「あの少女は魔王を倒す秘密を知ってるのだ‼」
「何で2回言うの?」
「私は魔王が憎くてしょうがないんだ。
罪なき人を殺す魔王を。
そのためにもあの少女がいるのだ。」
「なるほど、魔王を倒すか。」
「分かってくれたか?
ならあの少女を、」
「でも断る‼」
「……何であそこまであの少女にこだわる?」
「教えてほしかったらあの少女の名前を教えて。」
「そんなことを知って何のメリットがある?」
「その言葉そのままそっくり返すよ。
俺があの少女にこだわる理由を知って何の特になる?」
「ふん、考えたな。
……こころ、彼女の名前はこころだ。」
「へー、そうだったんだ。
……俺があの少女にこだわる理由は特にない。
しかし、ここで監禁され、拷問までされていたから助けた。
ただそれだけだ。」
「……そうか、じゃあ死ね。」
その言葉で兵士達は下ろしてた武器を持ち泰智の回りを囲む。
「おっと、理由を聞いて即殺すか。
怖いね。」
「余裕ぶってるが、お前はもう逃げれない。
この兵士達をどう切り抜けるのだ?」
「簡単ですよ。」
泰智はそう言って、ポケットから白い玉を一つ出した。
「さて、問題です。
この玉を勢いよく地面にぶつけたらどうなるでしょう?
1、煙が出る。
2、身の毛がよだつ用な音がなる。
さーて、どれでしょうか?」
「兵士達はやつの首をとれ‼」
兵士達が一斉に泰智にめがげて突撃する。
「答えは、全部です‼」
泰智は勢いよく玉を地面にぶつけると、
煙が出て、身の毛がよだつ音が鳴り響く。
「な、何にも見えない。」
「み、耳がぁぁぁ‼」
兵士達は全員パニックになっていた。
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