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クミの目
「なぁ、次の番人…いや次もだ。私に任せろ。」
クミは立ち上がり剣を抜く。
「何する気だ?」
「一人で倒しに行く。」
「クミ殿とはいえ一人では。」
「…そこで待ってろ。」
クミは次の扉を開け去っていく。十分ぐらいすると戻ってきた。
「待たせたな、行くぞ。」
帰ってきたクミの目は、ホロウと戦っていたときと同じ青い目をしていた。
「クミさん、その目。」
「…あぁ、少し本気を出したからな。安心しろ罠も壊してきた。」
「クミ殿の目、さっきと色が違う。いや、それだけでない雰囲気が変わったように感じる。」
「この目は生まれつきだ。」
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