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本番
「…あれが番人?正直弱い。」
あの後、四人目の番人をクミが倒して五階に向かっていた。
「確かに、それに罠は無いし本当にこの棟であってるの?」
「…昔一階の番人と手合わせしたことがあるんだが、ハッキリ言って昔の自分が今ここに来ても勝てるが自信がある。」
三人は少しやる気が下がっていたが、五階に近づく度に何か変な感覚を覚え始める。まるで誰かに見られてるような感じだった。
「月影、そういや此処誰かの墓あるんだよな?俺さっきから誰かに見られてる気がするんだよ。」
「実は拙者も同じく誰かの視線を感じる。」
「私は知らない。」
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