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雪桜
次の日、泰智達は朝早く起き朝食をとり、棟に上る準備をする。
「クミさん、一つ聞いておきたいんですが。」
爆弾人形を丁寧に置き不発しないようにしっかり調整しながら泰智はクミに聞く。
「なんだ?」
「もし、剣を取れた後どうするんですか?」
「…普通に此処を去るが?」
「おっとその前に着物返しに行かないといけませんよ。」
「まぁ、今回は仕方なく行くか。」
二人が準備を終わり廊下を歩いていると、月影の弟妹達が外を眺めていた。二人も外を見ると桜と雪が同時に降っていた。ここでウララの雪桜を思いだし幻想的だなと思った。
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