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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
676/1019

親分

 蓮たちは、屋根裏から二階に静かに降りて、階段近くの部屋まで近づいたが、何人か見張りがいて親分がいる部屋には入れそうにもなかった。


「どうします?ミチさんの道具とかで壁を貫通とか無理ですか?」


「さすがにそんなのは作ってなかったわね。」


「ここにいても見張りが来そうですけどね。」


 どうしようか考えていると、見張りが一階に降りていき入るのなら今しかないと思い全員駆け出し親分がいると思う部屋に入る。部屋に入ると

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