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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
674/1019

聞き耳

 四人は屋根に登り屋根裏から中に潜入していた。


「屋根裏なのに高いし広いな。まぁ、屋敷だから広いものか。」


 人が立って移動できるぐらい高く平行に並んで移動することもできた。


「監視がここまで行き届いてなくて良かった。」


「みんな、言っとくけどここ二階の天井よ。声を落とさないと聞かれるわ。」


「なら、耳を当てたら話し声が聞こえるかもな。」


「ちょっと待ってね。確か前にミチ様から貰った魔法道具が…あった。」


 丸い球体を起きスイッチらしきものを押した。押すと少しノイズがかかっていたが話し声が聞こえてきた。


 

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