その22.5
香奈、ナッキーパートです。
泰智と別れたあと、
二人は歩き出した。
「香奈さん、少し聞いてもいいですか?」
「……何?」
「怒ってます?」
「昨日のことならもういいわ。
それに怒ってるわけじゃないよ。」
「え、じゃあなんでそんなむすっとした顔してるんですか?」
「いや、特に何もないわよ?」
「そ、そうですか。」
そんな話をしていると、少し広いところに出た。
「結構広いわね。
他の道はないけど、
あそこに人がいるわね。」
そこには、真ん中の牢屋で鎖で繋がれている人がいた。
「キドさんかも知れないですね。
行ってみましょう‼」
「そうね。」
香奈とナッキーは近づいてみる。
ナッキーは近づいて脈や呼吸を確かめる。
「大丈夫だ。
意識はある。」
「だ……誰だ……君達は?」
その人は弱々しい声で聞いてくる。
「す、すみません。
人違いなら失礼ですけど、
キドさんですか?」
「な……何で……私の名を?」
「よ、良かった。
私達はキドさんを助けに来たんです。」
「わ……私を?」
「そうです。
ナッキー君、この鎖斬れる?」
「この鎖ならいけます‼」
そう言ってナッキーは鎖を斬った。
「よし、俺が運ぶので香奈さんは連絡を‼」
「わ、わかった。」
感想や評価、ブグマよろしくお願いします。




