緊急離脱
突然暗くなったことに周りはパニックになる。
「ミユ、離れないで。」
「う、うん。」
「スイセン。みんないるか確認‼️」
「了解です。」
スイセンは、懐から目薬を取り出しそれを目に入れる。スイセンの目にはハッキリと見え、みんながいるか確認しミチに報告する。
「全員います。」
「なら、移動魔法で全員会場より離れた場所に飛ばして‼️」
「分かりました。すいません香奈さん。」
「どうしました?」
「少し魔力分けてもらって良いですか?本来ならミチ様と半々で分けて移動でしたので。あ、私の手を握ってくれれば良いので。」
「分かりました。」
香奈はスイセンの手を握ると、少し体の力が抜けるような感じだった。
「ミチ様、準備完了です。いつでも。」
「私の方も完了した、もう飛びなさい。」
スイセンとミチは移動魔法を唱えると、屋敷が少し遠くに見える場所についた。
「みんな大丈夫?全員いるわね?」
ミチはすぐに人数を数え全員いることを確認した。
「突然ビックリしたな。」
「本当に襲撃するとは。」
「このあとどうするんですか?」
「私はこの国の兵隊に事を言うわ。みんなは少し待機。」
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