表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
641/1019

美を求める

 ユキが入場すると、真ん中当たりで待っていた男がユキを見る。


「…フム。」


「どうしたの?」


「いや、美しい女性だなとまじまじと見てしまった。私は人の美を探すのが趣味でね。」


「え~と、ありがとう?」


 ユキは突然そんなことを言われて困惑しながら言った。


「それに比べ、ここの観客どもは華が無い。人の戦う所を見て何が良いのか?」


「うーん、なんか難しいね?」


「貴女は何故此処に?貴女のような女性が何故?」


「うーん、自分から入らせてって言った。困ってたから。貴方は?」


「私は、とある軍に入っており上からこの大会に出ろと。早く終わらせて人間の美をもっと追求したいのに。」


「そっか。じゃあお互い頑張ろう‼️」


「(また変なのがいるな。異世界って本当に面白い。)」


 二人の会話を所々聞いていた泰智は、愛想笑いを浮かべた。

 それと同時に、試合開始の合図がなった。


「そう言えば、名前は?私はユキだよ。」


「ローヌ…今はそう呼ばれております。」


「偽名なの?」


「また、会うときに話しましょう。今はこの戦いを終わらせましょう。」

感想や評価、ブクマよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ