表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺達の冒険物語  作者: 梅松
フェンディル王国編
64/1019

その20

蓮、早苗パートです。

「では、早速始めよう。

普通にやってもつまらないので、

2から9のカードは抜いてやろうじゃないか。」


「何かドラマとかで見た気がするが、

まぁいいや、俺が勝つことにはかわりがない。」


「あれ?蓮ちゃんいつも泰ちゃんに負けてるじゃん?」


「あれは泰智がイカサマしてるからだろ?

それじゃあ始めようぜ?」


「いや、蓮ちゃんがいつもイカサマしてたじゃない。」


「早苗、うるさいよ?」


「……もう話はすんだか?

じゃあ始めよう。

じゃあそこの泰智とかゆうやつ、

お前がカット&シャッフルとカードを配れ。」


そう言って、カードを机の上に置く。


「じゃあやらせていただきます。」


そう言ってエリはカードをシャッフルする。


「言っておくがイカサマはやめてくれよな。」


「承知の上です。」


そう言ってエリはカードをシャッフルする。


「……君達はペットとか飼っているのか?」


カードをシャッフル中セイルーンは突然質問してきた。


「……家に猫がいます。

(まぁ、泰智のだけどな。)」


「そうか、私もねペット飼っているんだが

最近でかくなりすぎてとある洞窟で飼っているんだ。」


「へ、へー。」


「すまない、少し長いと思ってね。」


「すいません、もう配りますので。」


シュリはそういってカードを配った。


「では、始めよう。

ちなみに交換は一回までな。」


「わかりました。

じゃあ先交換させてもらいます。」


そう言って、カードを三枚置いて、三枚引く。


「……さっきの交換しなければ良かった。」


「どれどれ?」


早苗はそう言って蓮の手札を見る。

手札には、スペードの1とクラブ、ハートの10、

ダイヤとスペードの13があった。


「蓮ちゃん、さっき捨てたの何?」


早苗は小さい声で蓮に聞く。


「……12が二枚と13だ。」


「何でワンペアを捨てたの?」


「正直、フルハウス狙うんだったら、12捨てなければ良かった。」


「話はすんだか?

ではこっちは一枚交換する。」


王はそう言って、カードを置いて一枚引く。


「今回はただの遊びなので、

チェックやレイズはないが棄権はできるぞ?」


「する気はない。

勝負です。

ツーペアです。」


「すまんな、スリーカード。

今回は私の勝ちだな。」


「ふっ、まだこれからだ。

早く続きを、」


その時、

突然警報が鳴り響く。


「な、なんだ⁉」


「どうしたの?」


「な、侵入者だと⁉

すまない、少し待っててくれないか?」


「別に構いませんが、」


「ありがとう‼

すぐに戻る。」


そう言って、セイルーンはドアを開けて出ていく。

感想や評価、ブグマよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ