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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
621/1019

出会った二人

「それで、その子がメンバー?」


「あ、こんにちは。私ユキだよ。」


「ユキちゃんね。怪我しないようにね。」


「うん。ありがとう。」


「ユキひゃんこんちゃ。私しゃなえ。」


 口の中に飴を含みながら早苗は挨拶をして泰智にデコピンされた。


「しゃなえ?」


 飴を飲み込んで正しい名前を言った。


「早苗だよ。お菓子いる?」


「うん、食べる~。」


 ユキは隣に座り、一緒にお菓子を食べる。泰智は心の中で「やはり一緒だったか。」と思った。


「それで、試合の準備はしなくて良いの?」


「そうだな。そろそろ戻るか。」



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