表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺達の冒険物語  作者: 梅松
フェンディル王国編
62/1019

その18

泰智、香奈パートです。

蓮達が宮殿に入る前、


「こっちです兄貴。」


「へー、こんなところに隠し通路があったんだ。」


「でも、場所がね。

何でこんなところにあるのかしら?」


宮殿から少し離れた場所に泰智達はいた。


「別にいいじゃん。

潜入できれば。」


「でも、何でお墓にあるの?

しかも、人のお墓に。」


「それは、この隠し通路を作った人に聞かないと。」


「こっちです。兄貴。」


「さて、ぐずぐずしてると蓮達が捕まるから早く行くか‼」


「そ、そうね。」


隠し通路に入って数分歩いてると泰智はあることが思い浮かぶ。


「どうしたの?泰智君?」


「いや、少し嫌な予感が、

…………香奈、ちょっとヤバイ。」


「うん?どうしたの?

何がヤバイの?」


「なー、キドさんが入れ替わってることを

前提にこの作戦は動いてるよな。」


「……何が言いたいの?」


「キドさんと誰かが入れ替わった。

つまりキドさんの体に誰かが、

誰かの体にキドさんが入ってる。

その誰かの体がわからないから探しようがない。」


その言葉に香奈とナッキーが固まる。


「ど、どうするの⁉

私達はその誰かもわからない人の体を探すの⁉

……中身はキドさんだけど。」


「確かにそれは困りましたね。

しかし、ここで止まっては先には進めないので着いてから考えましょう。」


「そ、そうね。」


「よし、じゃあその間に何か考えとくわ。」

感想や評価、ブグマよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ