トーナメントルール
個室に案内されると、受付の人からトーナメントについてのルールを説明される。
「今回の大会は、一人ずつ出て先に三ポイント取ったチームの勝ちです。出る順番は、毎回変えても構いません。ですが全試合二二回出ることは許されませんので。
勝利方法は、相手を気絶か壁に相手をぶつけるかです。参ったは無いので。後は殺すのは即失格です。」
「分かりました。」
「では、試合が始まる十分前に来ますのでその間、自由にしてもらって構いません。では。」
受付の人は、説明を終えるとその場を後にした。
「じゃあ順番どうする?」
コウは適当に座りそう言うと、蓮は全員の顔を一回見る。
「どうする?」
「まぁ、最初の三回で勝てば良いからとりあえず今回は様子見で最初に強い奴が出たらいいんじゃないか?」
「ありですね。情報を与えないとなると後で有利ですからね。」
「なら、俺最初行く。次にフウかタイチかレンで良くないか?」
「あれ?僕は?」
「今回は様子見だ。次からしっかり順番を決める。」
「なら、いいや。それで二番目は?」
「俺出たいけど、少し事情があるので今回は四番目で。」
「…なら、俺とフウが二番か三番だな。」
「俺二番行きますよ。一様二人とも、俺らの誰かが負けたとき後よろしくお願いします。」
「安心しろ、俺は勝つので。もしかしたらフウが負けるかも知れないので準備はお願いします。」
「おっと。誰が負けるって?」
「聞こえなかったのか?お前のことだよ。」
二人は睨み合い空気が悪くなる。泰智は巻き込まれないように一足先に部屋を出た。ユキと蓮も退散する。
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