エピローグ
泰智と香奈がミチの所に行った時。
「う~ん、困った。」
ソファーの上に居座っているシャマとメリーを見ながら難しい顔になっていた。その様子を見ていた蓮は自分の作業を止めて近くにより聞いてみることにした。
「何考えてるんだ?」
「召喚師になったからどんな生き物と契約するか考えていたら、メリーとシャマが良いなと思って、こうして見てるんだけど、中々契約できないんだなと考えていたのん。」
「……おう、頑張れ。」
話聞いてないなこいつ、と思いながら自分の作業に戻った。
「蓮ちゃんは何してるの?」
契約を諦めた早苗は、蓮が何してるのか少し気になっていた。
「もう冬だから、温かくする方法をな。こたつとかストーブ辺りを作ろうかなと思ってるんだけど、それに近いものをどう作るか考えてるんだ。」
設計図を書きながら蓮はそう言った。
「そうなんだ。やっぱり作れないのは、電気が無いから?」
「それもあるんだが、両方とも構造を知らないんだよ。それで、考えてるんだ。」
「あー、泰ちゃんも知らないな。」
「どうするかな~。」
「……コウちゃんが居るから、こたつ要らなくない?」
「そうだった。あいつの能力で暖めてくれたら良いんじゃん‼お前、そういうときだけ頭回るな。」
「ひど‼」
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