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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
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蓮の新たな力

「じゃあ、どっちが先に行く?」


 泰智はストレッチしながら聞いてくる。


「……先に行かせてくれないか?前回何も出来なかった俺だけど今回は修行した成果を見せたいんだ。」


 覚悟を決めた蓮の言葉に泰智は素直に受け止めた。


「分かった。じゃあ先に戦ってこい。」


 泰智は、香奈達を部屋の隅っこの方に移動させ壁に持たれながら観戦する。


「じゃあ、その力見せてくれないか?」


 その力を見たくてヒロは少しワクワクしていた。


「じゃあ遠慮無く。」


 蓮は、ポケットからクリスタルを取りだし割った。割ったクリスタルから電流が走り、蓮の身体中を纏った。見た目は特に変わってないが、雰囲気が変わったのは二人は直感で分かった。


「じゃあ、行くぞ‼」


 蓮がそう言って走り出そうとしたとき、ヒロは立ち上がり迎え撃とうとしたが、既に蓮がヒロの目の前までいて剣を取り出しており横一線の斬りを繰り出していた。ヒロは、足を使って無理矢理姿勢をずらし攻撃を避けた。ヒロは、俊敏に間合いを取るが、蓮の移動する速さにまともに間合いが取れなかった。


「速いな、前と動きが全然違う。」


 だが、ヒロはまだ余裕な表情を浮かべていた。


「さっきの電流と関係があることは確定。移動するスピードを見た感じ雷みたいな速さだ。つまり、君の新しい力は雷に近いもの。と思ったけど違うかな?」


 ヒロはあの一瞬で蓮の能力が雷関連だと確定しそう言言った。


「……怖いな。あの一瞬だけで能力ほとんどバレたよ。そうだ、俺の新しい力は神の加護の一つ。疾風迅雷だ。」


 蓮はヒロに自分の能力がバレ、溜め息をつきながら、自分の能力の名前を言った。それを聞いてヒロは、ニヤリと笑った。

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