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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
579/1019

一ヶ月ぶりの再会

「久しぶりだな、ヒロ。」


「おぉ~、一ヶ月前より良い顔になったね。」


 ヒロは口元を隠しながらあくびする。


「で、タイチは?まだ来てないの?」


「あぁ、まだだ。」


「待つのも暇だししょうがない。」


 ヒロは立ち上がり部屋の中央に移動し魔方陣を書きその中小さな箱を置き玉座に戻って指パッチンをする。すると、箱は大きくなり箱はそのまま展開されて中に泰智が入っており、何が起こったのか周りをキョロキョロしていた。


「あ、あれ?森に入ったと思ったら突然移動した。」


 会うまで心配だったが、いつもの泰智でいることに蓮は安心した。


「良かった無事だったんだな。」


「やぁ、蓮。前よりいい面になってるな。」


「ど、どうも。」


「さて、再会できた事ですし取り合えず約束は守るね。」


 ヒロは、再び魔方陣を書きその中に三つ石を置いた。そして、短い詠唱をすると、石が光始め魔方陣に香奈達が倒れていた。近づき生きているか確認し、ちゃんと生きていることに安心する。


「良かった。」


「いや、良くないですよ。フウとコウがまだ帰ってきていません。それに、俺の魔法返してもらってないです。」


 そういえば、ヒロ達がいない事に気づきヒロの方を見ると、ニコニコと楽しそうな表情を浮かべていた。


「それは~、俺と戦ってくれたら返すよ~。」


 ヒロはノホホンとした口調でそう言った。正直蓮はイラっとした。

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