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俺達の冒険物語  作者: 梅松
フェンディル王国編
56/1019

その12

しばらくして、メイシャがお茶を入れてきた。


「お待たせぇ、

……え、何があったの?」


そこにはロープでぐるぐる巻きにされてるナッキーとエリがいた。


「く、俺が、俺達が何をしたと?」


「喋ってる時点で有罪だ。」


「ひ、ひどい。

こ、こんなことするのは女子の特権では?」


「おねぇ、こいつら食べてもいいですよ。」


「あらそう?いいの泰ちゃん?」


「かまわん、殺れ‼」


「じゃあお言葉に甘えて、

じゃあ、いらっしゃい。」


「ぎゃぁぁぁぁぁ‼

食べられるのだったら女子がいい‼」


「あら、私も乙女よ?

乙女だから食べてもいいよね。」


「あなたの場合は乙女ではなく漢女でしょうが‼

頼む‼助けて‼何でもする‼」


「ん?今なんでもって、」


「あ、」


「じゃあメイシャと一夜過ごせ。」


「あっら~‼泰ちゃん優しいわね‼

じゃあ今すぐベットの準備をしなくちゃね。」


「あぁぁぁぁぁ‼助けて‼本当に助けて‼」


「じゃあ二度と女子にセクハラ発言やナンパやめる?」


「はい‼やめます‼やめますから助けてぇぇぇ‼」


「……泰ちゃんはやっぱり優しいね。」


「何で?」


「困ってる人をすぐに助けるからだよ。

香奈ちゃんもさっき助けられたじゃん?

……ちょっと怒ると怖いけど。」


「そ、そうね。

でも、泰智君、たまに早苗ちゃんのひどいことしてない?

朝のグリグリとか。」


「でも、一様手加減もしてるんだよ。

私が面白半分でオーバーリアクションしてるだけだよ。」


「そ、そうだったんだ。」


「それと、私のわがままたまに聞いてくれるんだ。」


「……早苗のそういうところ尊敬するよ。」


「えへへ、もっと褒めて。」


「はいはい、早苗のそういうところが私は好きだよ。」


その後、メイシャを説得して、ナッキー達を助けてあげました。

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