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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
559/1019

七色のドクロ

「全く、めんどくさいことを。」


 どんなドクロを出したのか分からないため対策が取れない。


「う~ん、参りましたね。結局白のドクロは分からないままですし。」


「そういえば、何故背後から急にドクロが飛んできたんだ?」


「あぁ、実は後ろの方に白いモヤ浮かんでたんですよ。そこから青のドクロが飛んでき。」


 泰智が言い欠けた時、二人は気づいた。白ドクロの能力を。

 二人は背後にそれらしきものが無いか確認すると、部屋の隅っこにそのモヤがあった。そしてそこから、青のドクロが飛んでくる。二人は、物陰から出て、ホロウの方を見る。ホロウの近くに黒色モヤが浮かんでいた。


「あらバレた。」


 ホロウは楽しそうに笑い、黒いモヤと白いモヤを消した。


「それが白と黒の能力か。」


「そっ。黒は物を吸い込み、白が黒が吸ったものを飛ばす。」


「まるでブラックホールとホワイトホールだな。」


「これで大体分かったわ。でも、まだ何かある。」


「ですよね。気づかれる前に大量のドクロを飛ばすことも出来ましたしね。もしかして遊んでます?」


 二人の言葉に、ホロウはまたクスクスと笑った。


「二人とも勘が良いわね。じゃあまだ誰にも見せてない技見せてあげる。」


 そう言ってホロウは、鎌の歯の部分に、七種類のドクロを浮かばせる。そのドクロは回り始めてドクロ同士近づき合体する。ドクロの大きさは変わらず、色も虹の用な色をしていた。


「さて、どっちから受ける?」


 鎌を、泰智に向けて振り下ろすと、ドクロは泰智目掛けて飛んでいく。スピードも青程無く簡単に避けたが、横を通った瞬間、ドクロの目が光って爆発した。真横で爆発し為、まともに受けてしまう。幸いまだ威力が無かった為、少し火傷しそうな程だった。


「あっつい‼」


「……成る程、混ぜたな。」


「正解♪これがレインボースカルズよ。」


「説明は良いですけど、どっちから受けるって言いながら振り下ろしますか普通?」

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