その11
決闘が終わってから、蓮達は文丸武具店の二階ににいた。
「ちょっと待ってね、お茶入れてくるわ。」
そう言っておねぇは階段を降りていった。
「さて、約束通りに話してくれ。」
「わかった。話すよ、その前に、」
そう言ってナッキーは早苗の近ずいて、
「お嬢さん彼氏はいますか?」
「ナンパしてんじゃねー‼」
そう言って泰智はナッキーの頭を殴る。
「いってぇぇぇぇ‼
何すんだよ‼
そこのお嬢さんにはやってないじゃん。」
「そういう問題じゃねー‼」
「す、すまん、ナッキーこっちこい‼」
「すみません、あれだけは勘弁してください‼」
「はー、全く。
……自己紹介が遅れた。
俺はこのパーティーのまとめ係のシュリだ。
この度はバカどもが迷惑をかけた。」
「いや、こっちだってこのバカが勝手に勝負を受けたからな。
謝ることはない。」
「勝負を仕掛けられたからやっただけだ。
後悔はしてない。」
「そういう問題じゃない。
お前が負けたらそん時はどうしてた?」
「そんときは、そんときは。」
「ハー、まぁいいや。
お互いに迷惑をかけたからお互い様だ。」
「いや、そもそもこっちが誘わなかったらこんなことには、」
「もう終わったことだ、気にするな。」
「そ、そうか?」
「ねー、ねー、お嬢さん伸長何㎝?」
「150㎝だよ。
それがどうしたの?」
「おー、ロリッコじゃん‼
なー、エリはロリコンだったよな‼
この子パーティーにくわえようぜ?」
「なるほど、胸もなかなかだな。
ロリッコ巨乳かな?」
「た、泰ちゃん何とかして。」
「……なー、この存在する18禁達はどうすればいい?」
あきれながら泰智は言う。
「……一回死んだ方がいいんじゃね?」
「そうですね。」
「いや、ナッキーよお前は一回負けた、
あのお嬢さん達はパーティーに入らない。
逆に俺らがあのパーティーに入ればいいんじゃないか?」
「……エリ、お前天才か!?
その手があったか‼」
「よし、あいつらに土下座をしてでも俺は入ってやるぞ‼」
「そうだな‼そうだよな‼
なー、お前ら、俺らをパーティーに、」
ナッキー達が後ろに振り返ると、
蓮とシュリと泰智が笑顔で近づいてくる。
「あ、あの、どうされたんですか?」
「とりあえず、お前らに言う。
……一回死なないか?」
「あ、あのシュリさん?
ご、ご冗談でしょ?」
「とりあえず、お前らに恨みはないが、
……死んでくれ。」
「いやいやいや‼
何で?何で?」
「………………。」
「あ、あの、泰智さん、
せ、せめて何かに一言。」
「じゃあ死ね。」
「ど真ん中、ドストレートですね‼」
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