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俺達の冒険物語  作者: 梅松
フェンディル王国編
54/1019

その10

決着がついた瞬間、

観客達の大歓声の声が鳴り響く。


「面白かったぜ二人とも‼」


「黒髪の兄ちゃん強かったぞ‼」


「ナッキーも頑張ったな‼」


「久しぶりにいいもん見れたぜ‼」


など、そのような声が聞こえる。


「じゃあ約束だ、この国の事を聞かせてもらおうか?」


「わかってるよ、逃げやしねーよ。」


「あ、ここじゃなくてある場所で聞きたいんだがいいか?

俺のお連れにも聞いてもらいたいし。

(説明するのがめんどくさい。)」


「別にいいが、少し待ってくれ。」


「何で?」


泰智が不思議そうに聞くと、


「そ、それは、」


ナッキーが説明しようとしたとき、

地面が揺れる。

その後、真ん中に刺さっていた棒が地面の中に消えていった。

その後も、機械も地面の中に消え、透明な線も消えた瞬間、

観客の中からある人物が現れた。


「ナッキーよ、お前今まで何してた?」


「いや、そのこれには深い理由が、」


「エリから聞いたぞ?

お前、俺がお前らと別れた後、

無理矢理パーティーに入れさせようとしたんだろ?

まだ言い訳するならこっちだって、」


「す、すみませんでしたぁぁぁ‼」


ナッキーはその男に土下座をして謝る。

それを見ていると、後ろからトントンと、肩を叩かれる。

こんなとき誰も後ろを見るが、泰智は肩に乗ってる手を掴んだ。

そのまま後ろに振り返る。


「えへへ、ばれちゃった。」


そこに早苗がいた。


「ハー、こんなことするのは早苗しかいないだろ?」


観客の中から蓮達が出てきて言う。


「よー、泰智お疲れ様。」


「泰智君大丈夫?」


「お疲れ様。カッコよかったわよ。」


「どうも。」


「あ、あの人は、さっきの。」


「香奈知ってるのか?」


「うん、ナッキーさんのパーティーの人。」


「ハー、お前はもう少し、

……あ、さっきの人。

すみません、このバカどもが迷惑かけました。」


その人はこっちに来て頭を下げて謝る。


「あ、その、だ、大丈夫です。」


「それよりここではなく別のところで話しましょう?」



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