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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
535/1019

うっかり能力を使用したら

 森を歩いて三日目の夜。二人は木に持たれて座っている。


「今日も大分歩きましたね。」


 泰智はクミの顔を見ながらそう言うと、クミは表情が固いままだった。


「……元気だな。」


「クミさんは表情固いですよ。クールなところも魅力的ですけどもっとリラックスして。」


「……お前、仲間にもそんな感じで言ってるのか?」


 クミは少し溜め息をついて言った。


「そうですけど?」


 キョトンとした顔で泰智は答えた。


「……天然というものは恐ろしいな。」


「何がですが?」


「何でもない。」


 二人は空を見上げて一息ついた。


「クミさん。クミさんには、幼なじみとか友人はいなかったんですか?」


 泰智はあの日の夜の事が気になりクミに聞く。


「……いたよ。三人ほど。」


「詳しく聞かせてくださいよ。前俺の聞いたでしょ?」


「……悪いが今日はそんな気分ではない。私はもう寝る。」


 クミは逃げるように寝た。


「やっぱり聞くの不味かったかな?」


 泰智はそう考えていると、クミが少し泰智に寄りかかる用に倒れる。


「……こうして見ると、普通の女の子なんだよな。後少しきついです。」


 泰智は右手でクミを動かそうとした。

 だか、触った瞬間に、脳裏に複数の靄が掛かった。映像が流れた。まともに流れたのが楽しく話してる様子や村が燃やされる様子。そして、自分自身がいた。


「……ハッ‼」

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