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おはよう
木の隙間から太陽の光が二人を照らし同時に起きた。
「ふぁー、よく寝た。」
少しあくびをして言った。
「……何だろう目が少しかさかさする。」
クミは目を少し掻いてそう言った。泰智は昨日の事を思い出した。
「気のせいですよ。それより先に進みましょう。」
「だな。」
二人は立ち上がり歩く。
「で、何処に行くんでしたっけ?」
「知り合いの所に行って移動手段を貸してもらう。いや正確に言えば返してもらう。」
「クミさの愛馬か何かですか?」
「前に変な物を拾ってな。それを知り合いに見せたら何だっけ?き機械の仲間らしい。」
「へー。」
「だからそいつのいる村に行く。」
「どれくらいでそこに着くのですか?」
「ここからだと一週間ぐらいか。」
「よし、間に合う。」
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