その9
「やってみたいこと?
お前には無理だ。
そんなことする間にお前はやられるんだからな‼」
「やれるものならやってみろ‼」
ナッキーは剣を出して泰智に突撃する。
ナッキーは斜めに斬るように泰智に攻撃する。
泰智はそれを受け流すが、
ナッキーはすぐ体をひねって、
斜め上に斬り上げる。
泰智は受け流そうとしたが失敗して、
持っていた左の剣は空高く弾き飛ぶ。
すぐさまナッキーはもう一回ひねって、
すぐさま斬り上げ、右手の剣も空高く飛ぶ。
更にナッキーは追い討ちをかけるが、
泰智はすぐに二つの剣を取り出すが右手の剣は、
ナッキーの追い討ちによって空高く飛ぶ。
「へー、四つ持ってるんだ。
しかし三本とも空にあるよ。
落ちてくるのも、まだ先かな。
まー、一分以内に倒せばいいし。」
「ふっ、ありがとうな、
三本とも空に飛ばしてくれて。」
「負け惜しみか?
さっさとけりをつけるか。」
ナッキーそう言って、ナイフを投げた後に、
泰智に突っ込んでくる。
飛んできたナイフを剣ではたき落とすが、
その隙をついてナッキーが攻撃をしてきたので、
泰智は少し受けきれず蹌踉ついて、
ナッキーの斬り上げてきたときに左手の剣も空に飛んでしまった。
完全に泰智は無防備な状態で、
ナッキーの攻撃がくる。
観客やナッキーが決着がついたと思ったが、
泰智は右手の剣で受け流した。
泰智以外の人達は全員驚いた。
ナッキーは少々驚いたが、
受け流された瞬間に体を捻りながら、
右手から左手に剣を持ちかえて更に斬り上げる。
これで勝ったと思ってナッキーは渾身の力で斬り上げる。
しかし、ナッキーが泰智の右手の剣に斬り上げる瞬間に目を疑った。
さっきまで右手にしか持っていなかったのに、左手にも剣を持っていた。
泰智は右手と左手の剣でナッキーの剣を止めて、
足でナッキーの剣を蹴飛ばした。
その剣は明後日の方に飛んでいった。
「ち、まだ剣を持っていやがったか。」
「いや、四本しか持ってないよ?」
「嘘つけ‼じゃあ何でお前が、」
「そこにいると危ないよ?」
「な、何を言って、」
ナッキーが泰智の方に歩いていくと、
上から剣が二本降ってきた。
その剣はナッキーの鼻に掠る。
「お前の負けだ。
おとなしく降参しろ。
後二本空から降ってくるぞ。」
「な、でたらめ言うな‼
まだ勝負は、」
「これ以上やったらお前が負けるぞ?」
「ぐ、くそ、わかったよおとなしく負けを、
……なーんてそんなこと言うかアホ‼
お前はさっき四本しか持ってないと言った。
つまりお前が今持ってるのとここにあるのやつで、
合計四本しかない。残念ながら俺にハッタリは、」
しかし、ナッキーは、泰智の手元を見てもその剣はなかった。
「お前……剣は?
まさかと思うが。」
ナッキーは恐る恐る上を見るのと、
三本目の剣が降ってくる。
その剣はナッキーの太股を掠る。
「四本目はお前を貫くよ?」
「……わかった、降参する。」
ナッキーが降参して泰智は勝利した。
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