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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
526/1019

一事休戦

 飛ばされた先は何処かの森の中だった。二人は互いに見た後近くの気に座り相談する。


「あの、これからどうします?」


「……他に外れる方法が無いか探す。」


「って言ってもね。」


 泰智は手錠を剣で斬ろうとしても上手く狙いが定まらない。それに何となくどんだけ斬ろうとも斬れなさそうに思えた。


「無理だな。」


「……一つだけある。」


 クミはそう言って、剣を取りだし自分の左手に狙いを定める。それを見て慌てて止める。


「なな、何してるの⁉」


「何って……自分の腕を切断しようと。」


「そんな物騒な発想するなよ‼」


[分かった。」


 クミは剣をしまい上を見る。


「そういや、どうやって来たんだ?」


 泰智はこれまでにあったことを全て話した。


「そうか……。そっちはそっちで大変だな。」


「てなわけで、こっちとしても急がないといけないんだわ。ここは一事休戦しないか?」


「まぁ、仕方ないか。今はあいつが優先だ。」

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