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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
521/1019

別れ。

 蓮達は塔を降り、アリスから紙を渡される。


「貴方が飛んできた方向とその城のことを考えると、この城しか考えられなの。簡単にまとめた地図を書いたわ。」


「最後の最後までありがとうな。……一ヶ月か。案外短い時間だったな。」


 蓮は、みんなと別れることを考えると少し寂しくなってきた。


「レン。一生会えないと言うかけではありません。生きてる限り会えます。会いたい時は来てください。もしかしたらこっちから会いに行くかもしれませんが。」


「そうだな。一時的な別れだ。きっと会えるさ。」


「次会う時は、話に出てきた三人も一緒にいないと駄目だよ‼後美味しい料理も作っといて‼」


「本当にありがとう、みんな。」


「必ず助けるんですよ。」


「あぁ。」


 蓮は三人と深く握手して「じゃな、みんな。」と言ってヒロがいる城に向かう。アリス達は蓮が見えなくなるまで見送った。


「行ってしまいましたね。」


 アリスは肩の力が落ちる。


「アリスん寂しいの?」


「ほんの少し。」


 テトの質問にアリスは少し頬を染めていった。


「まぁ、さっきお前が言った通り生きてる限り会えるさ。」


「ですね。」


「さーて、帰ろう!!」

 

 アリス達もその塔を後にした。

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