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俺達の冒険物語  作者: 梅松
ヒロ編
507/1019

塔の二階・三階

 蓮達は暗闇の中壁に手を当てながらゆっくり螺旋状の階段を上る。二階につくと明かりがあって部屋全体を見れるようになったが、特に変わった様子が無かった。


「特に何もないな。」


「あいつらが言ってたのは何だったんだ?」


「もっと詳しく聞けばよかったわね。」


「それより早く階段に上ろう‼」


 四人は特に気にせず三階に向かった。三階の扉の前につき、キョウヤは扉に手を掛けると、何かを感じた。


「……誰かいるな。」


「もしかして戦闘するのか?」


「あの教官の事よ、必ず戦う要素を入れてくる。」


「取り合えず中を確認しようよ。」


 キョウヤは少し扉を開け隙間から中を覗く。他の三人も部屋の中を覗く。

 部屋の中は、鎧を纏った誰かがこちらの方を見ているように見えた。その前に剣が突き刺さってもいた。


「なるほど、どうやっても戦闘は避けられないな。」


「となると四人で戦うのか?」


「いや、このフロアは俺がやる。」


 キョウヤは剣を取りだしそう言った。


「森の件の事もあるし一人でちゃちゃっと倒してくるよ。」


 キョウヤは扉を開けて、構えた。

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