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塔の二階・三階
蓮達は暗闇の中壁に手を当てながらゆっくり螺旋状の階段を上る。二階につくと明かりがあって部屋全体を見れるようになったが、特に変わった様子が無かった。
「特に何もないな。」
「あいつらが言ってたのは何だったんだ?」
「もっと詳しく聞けばよかったわね。」
「それより早く階段に上ろう‼」
四人は特に気にせず三階に向かった。三階の扉の前につき、キョウヤは扉に手を掛けると、何かを感じた。
「……誰かいるな。」
「もしかして戦闘するのか?」
「あの教官の事よ、必ず戦う要素を入れてくる。」
「取り合えず中を確認しようよ。」
キョウヤは少し扉を開け隙間から中を覗く。他の三人も部屋の中を覗く。
部屋の中は、鎧を纏った誰かがこちらの方を見ているように見えた。その前に剣が突き刺さってもいた。
「なるほど、どうやっても戦闘は避けられないな。」
「となると四人で戦うのか?」
「いや、このフロアは俺がやる。」
キョウヤは剣を取りだしそう言った。
「森の件の事もあるし一人でちゃちゃっと倒してくるよ。」
キョウヤは扉を開けて、構えた。
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