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俺達の冒険物語  作者: 梅松
村復興編
5/1019

目覚めると

「・・れ・・ち・・」


 俺が意識を失ってからどれくらいたっただろうか?と思っている蓮は声が聞こえてるなと思う。


「・れ・・ちゃん・」


 もしかして俺は夢を見てたのだろうか?


「れん・・・ちゃん」


 あと少しで何か思い出しそうだが、


「起きて!!蓮ちゃん!!」


 その言葉と同時に蓮は起きた。目を開けた瞬間、さっきまで何をしてたのか思い出した。


「あ、あぁ…そうか俺達異世界にきたのか。」


「そうだよ、蓮ちゃん。」


 早苗は少し安心して言う。


「ん、あ……おはよう。」


 蓮は起き上がり周りを見渡す。見渡しても辺り一面平原だった。


「おはよう。それより起こすの手伝って。」


「ん?」


 蓮は隣を見ると、泰智と香奈が寝ていた。


「ハァー、おーい起きろ。」


「ん~もうちょっと。」


「・・・・・」


 香奈は、もうちょいで起きるが、泰智は息しているかわからない。


「おい‼起きろ‼」


「ん~、あ、おはようございます。」


 香奈は、目を掻きながら起きる。


「ん、おはよう」


 蓮は優しく言う。後は、泰智だか。


「すー・・・・・。」


 本当に起きてるのか、死んでるのか、寝てるのか分からない。


「どうする?」


「あの手使うか。」


「あの手?」


 すると、早苗が泰智の鼻と口を摘まんだ。


「・・・ぶはぁ!」


 泰智は苦しそうに息をした。


「あ、起きた。おはよう。」


「ハー、ハー、お、おはよう。」


 泰智はしんどそうに返事をする。少し落ち着つき。


「で、これからどうするんだ?」


 泰智は続けて言う。


「とりあえず歩きながら考えよう。」


「そうだな。」


 そう言うと蓮達は歩きだした。


「ところで、みんなのスキルやアイテムは?」


 香奈が言う。そういえば言ってなかった。


「ちなみに、私は魔法使いの才能と古代文字の解読、後は天候がわかるぐらいかな?」


 大分すげぇと思い自分のスキルを少し恨む。


「私は、ペットのテイムやモンスターのテイム、後は、槍の才能だよ。」


 モンスターを仲間にするのは心強いと一瞬思ったが、こいつの場合頼もしいとは思わなかった。


「ちなみに泰ちゃんは、薬剤師の才能と医者の才能、それに飛び道具の才能だよ。」


 医者とは、こいつにできるのか?


「蓮ちゃんは?」


「建築の才能と大工セットと物作りの才能だよ。」


「ふーん。」


 早苗はそのまま歩く。もうちょっと反応しろと思った。


「そういえば、この眼鏡ぽいやつはなんなのかな?」


 早苗は貰った不思議な眼鏡を空に投げてを繰り返す。


「さぁ、着ければ分かるんじゃないん?」


「うん、そうだけど…後ででいいや。」


「おい、あれ村じゃないか?」


 泰智のその方向に指を指す。

 やっとゆっくりできそうだなと蓮は思った。

今日は少ないですが、明日は元に戻ります。

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