そして現在
「……てのが、その時にあったんだ。」
「へー、ちなみにアリスんのスタイルはどうだったの?」
「綺麗でし。」
アリスは蓮の頬を思いっきりひっぱたいた。その勢いで噴水に落ちそうになる。
「やっぱり見たのね⁉前に聞いたとき否定したいたのは嘘だったのね‼」
アリスは赤面し蓮を睨んだ。
「ごめんなさい‼ごめんなさい‼」
蓮は両手を合わせてアリスに謝る。
「なるほど、ちなみに下着の色は?」
「テト、貴女は毎回毎回変なこと言わないの‼」
アリスはテトの頬を横に引っ張る。
「ごめんなひゃい‼」
「お前ら、静かに出来ないのか?」
いつの間にいたのか、キョウヤは呆れて三人に言った。
「あ、キョウヤ。貴方は何故個々に?」
「散歩だ散歩。」
「じゃあキョキョもここで駄弁ろう‼」
「そのキョキョって止めろ。もはや別の生物の名前だよ。」
「じゃあ……キョン?キョウヤん?それともキウが良い⁉」
「もうキョキョで良いです。」
キョウヤはテトのあだ名の酷さに折れる。そしてテトの隣に座り空を見上げる。
「で、何駄弁るんだ?」
「う~ん。あ、そういやさっき来た理由は分かったんだけど、レンレンの仲間達ってどんな人?」
二人も「それは気になる」と少し興味が湧く。
「まぁ、それは別に良いが。
まずは泰智かな。あいつは何考えてるのか分からない奴だ。普段ダラダラしてたりたまにふざけていたりするが、殆ど何でも出来るって感じの男だ。結構頼りになるよ。たまにド天然だな。
次は早苗だな。おっちょこちょいで、馬鹿で天然でちっちゃくてみんなのことをちゃん付けしてる。
結構頼りになるのは香奈さんかな?しっかりしてて、真面目で頭の良い人だよ。後は……色々いるけど多すぎて言えないな。」
取り合えず、いつもの三人の名前を言うと、テトは少し考えていった。
「なるほど、チィ君とサナン、カナナンだな。」
三人のあだ名を聞いて蓮は思わず噴いてしまった。
「ぶっはっはっ‼カナナンは分かるけどチィ君とサナンって‼笑える‼」
「……レンも結構酷いぞ。」
「貴方もね。」
しばらく四人はそこで喋っていた。
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