プロローグ
最初あれ?と思いますがご了承ください。
「しっかり腰に力をいれろ‼力いれないと鍔迫り合いに負けるぞ‼」
「はい‼」
ガタイのいい人は威圧するように怒鳴った。皆木の剣を握り二人一組で鍔迫り合いをしていた。
「おい、そこの新人‼お前はもっと力をいれろ‼」
「は、はい‼」
その集団に蓮もいた。蓮は言われた通りに腰に力を入れ相手を押し返そうとする。しかし、相手も負けじと力を入れ技量の差で押し負けた。それと同時に鐘の音が鳴り始める。
「もうこんな時間か。よーし‼今日はここまで‼全員体を休め食事を取り、明日に向けて寝ろ‼以上だ‼」
それの言葉と同時に手を止めて縦横10列に並び敬礼する。他の人は、さっさと遼に戻った。蓮は遼には戻らず、真ん中にある噴水に腰かける。
「はー、今日も疲れた‼」
少しだらけていると、さっき蓮が来た方向から女子が二人来た。
「今日もいた。そんなに疲れるトレーニングではなかった筈だけど?」
青い目をした金髪の少女は隣に座り、一息つく。
「まだここに来て二週間しか経ってないんだ。少し多目に見てくれよ。アリスだってそうだったんじゃないのか?」
少し苦笑いをして誤魔化そうとする。
「七年前の事なんか覚えてないわ。」
アリスは軽く笑う。その隣の茶髪の女子も「懐かしいなー」と腕を組んでうんうんと頷いていた。
「そうですか。ところでテトは何で個々に?」
疑問に思い本人に聞くと、忘れてたと言い蓮の隣に移動し。
「おっとそうだった。実はね?レンレンと出会ってもう二週間じゃん?でもあの日突然現れたからびっくりしたんだ。そういうわけでその時の事をアリスんとレンレンに聞きたいんだ‼」
テトはニッコリしながら言った。
「そのレンレンは止めろ。パンダみたいな名前は嫌だ。」
蓮は自分の読み方を少し嫌そうに言うが、「私は言いやすいから却下」と言った。少し頭を抱えて、あいつらが知ったら馬鹿にするなと思った。
「で、話してくれる?」
「……余り思い出したくないけど、別に良いか?」
蓮はアリスの顔を一回見る。アリスの目は少し殺気を感じたが決心した。
「あれは、丁度二週間前。あの時は……。」
次は回想から始まります。
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