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俺達の冒険物語  作者: 梅松
お使い編
467/1019

その14続

「で、そいつらは何なの?」


 泰智は倒れている仮面の人らの仮面を外していく。


「伝説の武器を欲しがるやつらだった。そう言えばもう一人外で待ってるって言ってたな。」


 蓮は残ってるい敵を縛り上げていく。


「じゃあそいつをしばきに行けば良いんだな‼こっちは寝てるときに起こされたんだ。ただじゃおかない‼」


 コウは拳を握りしめ少し怒る。


「それは同意だ。締め上げてやる‼」


 フウもバリバリ怒っていた。


「香奈さん達はどうします?残っときますか?」


「一様怖いから着いていくね。」


「取り敢えずこいつら布団被せとくか。」


 蓮は布団を被せて、外に出る。外に出ると、真ん中辺りに人がこちらを見ながら座っていた。月明かりが丁度その人物を照らしておりハッキリと外見が分かる。少し派手な衣装を着た男だった。


「何だあいつ?」


 コウが不思議に思うと、その男は立ち上がり少し異様な剣を取りだしこちらに剣を向ける。


「お前らか。半人の里の報告にあった人間のやつらは。」


「あ、相手俺らのこと知ってるっぽいな。」


「……てことは魔王軍?全く傍迷惑だな。」


「おいそこ聞こえてるぞ‼まぁそれは置いといて中にいたやつらは……まぁ分かる。それにあの女も居ないとなると、武器のありかが分からないな。」


「あの敵、有能。」


 泰智がその言葉を言った瞬間、蓮の方に向き。


「蓮ちゃん、ほらね?言ったでしょ?」


「あーうん。そだね。」


 蓮は適当に返事する。

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