その10続
「ま、マジですか。」
「まぁ、世間ではそう言われてるけど、本当は私が一人一人に会ったり、遺跡にいったりして紙に書いただけだけどね。石盤はそれを隠すためのカモフラージュよ。でも一つだけ所持者が分からないの。」
サーヤは少し暗くなり溜め息を漏らす。
「ちなみにその武器は?」
「竜王って名前なんだけど。」
「あ、それなら持ってますよ。」
泰智はストレージから竜王を取り出しサーヤの前に出した。サーヤは目の色を変えてその剣を取りまじまじと見る。
「何と言う奇跡‼成る程これが竜王‼この白銀の輝きは正しく竜王だ‼君、これを何処で⁉」
サーヤは人が変わったように泰智に詰め寄る。
「え、いや、その。」
「姉さん。少し落ち着いて。すいません、姉は毎回伝説の武器の事になると別人のようになるんです。」
「それよりどうやって手にいれたの⁉」
ひとまず落ち着いて、どうやって手に入れたのかを説明した。
「……成る程、大体分かったわ。ありがとね。これで全部分かったわ。後で書いとかないとね。」
「そういえば……結局クロエさんに竜王の能力聞くの忘れてた。」
今思い出したかのように泰智はどうしようか考えた。
「そう言うことなら任せて。確かこの辺りに……あった。はいこれ。」
机の下から、木箱を取り出しその中から紙を1枚泰智に渡した。
「えっと……何ですかこれ?」
「それに竜王の能力が書かれているわ。それにこの箱にはその武器の在処も書かれているの。竜王に関しては憶測だけど。」
蓮達はがばがばな警備に驚き固まった。それと最後何か言っていたが聞こえなかった。
「か、隠してる場所が分かりやすいですね。」
「前に一度何処に隠したのか本当に忘れて大変だったの。だからいっそのこと此処に隠したの。」
サーヤはお茶を飲み笑いながらそう話す。
「敵来たときどうするんですか?」
「その時はそんときね。それより……うん貴女ね。」
サーヤは香奈の隣に移動する。
「え、えっと、何でしょうか?」
香奈は突然隣にサーヤ来たので、オロオロする。
「貴女……魔法使いでしょう?」
「そうですけど、良く分かりましたね。」
「だって二人だけ魔力の反応がありますので分かります。それはそうとして、最上級魔法の一つ覚えたくない?」
サーヤは剣を見たときと同じく、目を光らせながら香奈に詰め寄る。
「その、言ってる意味が分からないんですけど?」
「おっと失礼。実は私は武器以外にも魔法や技、幻獣などの召喚獣、色々管理してるの。その魔法の一つ、流星の雨なんてどうかしら?」
「その前に一つ聞いていいですか?」
蓮はさっきから不思議に思い、話を止める。
「何かしら、答えれるものなら答えるわ。」
「サーヤさんは、何故そこまで加担してくれるんですか?」
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