その6.4
香奈パートです。
決闘がおこる十分前。
「ハァー、やっぱり早苗と一緒に見るべきだったかしら。」
香奈は少し後悔しながら言う。
「早苗がいたらいい服ちょっと決めてほしかったのに。
……ここはどこかしら?」
香奈は迷った。
少し離れたところで、
「ハァー、またクエスト失敗した。」
「だから言っただろ?
三人で行けるはずないだろ。」
「もう一人誘うのなら女子にしようぜ。」
「それは賛成だが、無理だろ。」
「何でだよ?」
「何でって、お前が問題なんだよ‼
パーティーに誘うはずなのにナンパになってるし。」
「ていうか、可愛かったら何でもいいや。」
「お、それじゃああの女子は?
うぬぬ……。
C……Dか?」
「お前はどこを見てる‼?」
「うん、俺好みの胸だ。
しかし、まだ成長中か。」
「お前もなにいってる‼?」
「よし決めた。あの女にしようぜ。」
「お前、ナンパする気まんまんだろ?」
「しねーよ、ほら見ろよ。
あの成長期のCカップ。
それにあの身長が大体160㎝。
それにあの綺麗な長い髪の毛。
絶対にパーティーにいれた方がいいぜ。」
「……相変わらず一瞬で女子のいろんなところを見る観察力はすごいな‼」
「お前ら、いや、もう何も言わない。」
「じゃあ俺ちょっと、」
「ナンパはするな。」
「じゃあ全員で行こうぜ。」
そんな会話をしていた。
「うーん、まだ時間はあるよね。
どうしようかな?」
香奈は悩んでるところに、
「ねーねー、そこのお嬢さん。」
「はい?」
香奈は声のする方を見る。
「お嬢さん、今時間あるかい?」
「あ、あの。」
香奈はナンパだと思った。
「あ、ごめんごめん。
俺の名前はナッキー。」
「いや、名前は聞いてないです。」
「おい、馬鹿、困ってるだろ。
すまんなお嬢さん。」
「い、いえ。じゃあ私はこれで。」
「ところで、君のスリー。」
「ナンパするなと言っただろ‼」
その人は二人にげんこつをした。
「いってぇー。
何すんだよ‼」
「そうだ、もう少しでスリー。」
「お前、次それ言ってみろ。
張り倒すぞ?」
「わかっよ。
そもそも俺変なこと言った?」
「始めてあった人にスリーサイズ聞くやつがいるか‼」
「いるじゃん、ここに。」
「すまんなお嬢さん。
こいつらは根は優しいやつだから。」
「ハ、ハァー。」
香奈はこの人危険じゃあないとわかって安心した。
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