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俺達の冒険物語  作者: 梅松
半人の里編
433/1019

その51続

 ストレージから爆弾人形3体取り出し、

爆発しないように相手の近くや

相手が通る思う地面、自分の前に置く。

 3体目を置いたと同時に、セイルーンはこっちを見て、

突進してくる。

 泰智の配置した2体の人形をまるで

無かったかのように交わし、

直ぐ近くまで来るのを確認すると後ろに下がる。

 その直後、セイルーンは3体目の人形に気づかず、

そのまま踏み、大規模な爆発が起こる。

 少し離れた泰智も、その爆風に少し飛ばされる。

更に暴煙が前回の比じゃないぐらい立ち上る。


「やっべぇ、最近魔力が付いたから調子に乗った‼

まさか少し魔力を注入したら、とんでもない威力になった。

……これ、作るとき注意しないとな。

帰って取扱説明書詳しく読まないと。」


 泰智が少し自分で作った人形に唖然してると、

暴煙の中から人影が走ってこちらに向かってくる。

 直ぐに剣で、受け止める構えをする。

 暴煙の中から、セイルーンが出てきて、

剣ごと泰智を吹き飛ばした。


「うぉ‼さっきより力強い‼

しかしこの剣、中々固いな。

次はこっちから行くか。」


 剣を握り直し、セイルーンに横に斬ろうとしたとき、

何か違和感を感じた。今までは普通だったのに、

まるで剣が振りにくい感じだった。

 そんな感覚で振った剣は、あっさり避けられ、

右拳で顔面に殴られそうになったところ、

左手で弾き、右足でセイルーンの腹に重い一撃を入れるが、

怯むことなく、泰智に向かってくる。


「むむむ、少し調子が悪いな。」


 泰智が少してこずっていると、

屋根の上で見ていたコウは、痺れを切らし言った。


「てめぇ、何こんな糞な相手に手間取ってんだ‼

さっさと倒せ‼でなければ俺が速攻で‼」


「うるさい……。」


 コウが避けるでいると、

セイルーンは何を思ったのか、

地面にある石を持ちコウに目掛けて投げる。

 投げた石は、まるでライフルの用に飛んでいき、

コウの足元に小さな穴が空いた。


「次……うるさいと……殺す。」


 さっきまでハッキリ喋っていたが、

今では、別人が乗り移った用に喋っている。


「薬のせいだよな?」


 泰智は呑気なことを言っていると、

コウは相手の挑発に乗り負けじと

石を投げセイルーンの頭に当てる。


「殺せるものなら殺してみろ‼」

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