その46続
ユウナギパート
ユウナギとジャガはお互いに
走りながら剣で攻撃をするが
互いに受け流したり交わしたりなどの状態が続いた。
「やはり……昔と変わらないな。」
「それはお互い様だろ?」
攻防しながらも二人は会話をする。
「互いに相手の弱点を知っていても早めに決まらないものだ。」
「そうだな、お前は昔から
気にくわない奴がいたら斬る奴だったな。
近接戦闘が得意だが遠くから攻撃されると
一方的にやられていたのを思い出したよ。」
「お前だって近接はあんまり得意じゃないから
近接で毎回俺に負けていただろ?」
互いに少し距離を取り構える。
「フフ、そうだったな。
だが……今はどうかな?」
「確かにな。
少し攻撃を受け流したとき力の入れ方が
良くなっていたよ。」
そのやり取りはまるで師と弟子の会話のようだった。
「素直を受け取っておこう。」
「だが‼
その程度で強くなった位で俺を倒せると思うな‼
お前が強くなる度に俺も強くなる‼」
「倒せるさ……お前があの日出ていった日から
ずっと、剣と魔法、妖術を磨いてきた。
私が勝ったら……何故出ていったのが聞かせてもらうぞ
ジャガ……いや、弟と言うべきか?」
「血は繋がってないがな。
……良いよ、何故出ていったのが勝ったら教えてやる。
勝てればな‼」
ジャガは剣を鞘に入れると居合いの構えをした。
それに合わせてユウナギも居合いの構えをする。
遠くの方でドゴォという物音がたった瞬間、
二人は走りだし剣を抜き斬る。
「……ぐふ。」
ジャガは膝を着きその場に倒れる。
ユウナギは剣を鞘に入れ振り返り言った。
「お姉ちゃんに総合的に勝つのは10年早いぞ。」
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