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俺達の冒険物語  作者: 梅松
半人の里編
421/1019

その45続

クロエパート

「さて、この辺なら良いだろ。

え~と、名前なんだ?」


クロエは敵を案内し名前を聞く。


「ペンスと言うものだ。

名のなら無くても知ってる。

半人解放軍の団長、クロエ。」


ペンスと名乗る女は少し距離を取る。


「おぅふ、私の名前知られてるのか。」


「まぁそんなことはどうでも良い。

お前を倒せば些細なことだ。」


「安心しろ……そんなこと言えなくなるぞ

一撃でお前を沈めるから。」


それと同時にクロエの目は

獲物を仕留めるようにペンスは感じた。


「さすが鬼の血を引いてることはある。

目付きが遠くでも分かるよ。」


ペンスは右手を握りしめ構える。


「なら、始めようか。」


しばらく二人は睨みあったが

近くの民家が崩れると同時に

ペンスはクロエに目掛けて走り出す。


「(この鬼、隙が有りすぎる。

まるで避けたり受け流したりする気がないぞ。

……だが、倒せばそんなのは些細なことだ‼)

死ね鬼よ‼」


ペンスはクロエの顔面に重い一撃を入れようとする。

しかし、それを最小限の動きで避け

ペンスの腹部にクロエの本気の拳を入れる。


「うっ‼」


それを食らったペンスは腹を押さえてそのまま痙攣する。


「……本当だったら顔面に入れてるところだが

私が本当にムカついたのはあの男だけだ。

お前はそれで勘弁してくれや、じゃあな。」


クロエは頭を軽く掻きながらその場を後にした。

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