その42続
「前回が前回ですからね。」
「ほざけ‼」
野狐はサギを押し退け
蓮その間に体制を立て直した。
「すまない。」
「大丈夫です。
それより、あいつの戦いおかしい気が。」
「確かに、前は姑息な手を使っていたのに今回は
普通に斬りかかってきた。」
「俺だって普通に戦えるは‼
だが、これは使わしてもらうぜ‼」
ポケットから注射器を取りだし
サギは自分自身に注射器を打った。
するとサギの髪の毛が色々な種類に変わっていった。
サギ自信にもその影響があり、
自分の体を血が出るぐらい掻いていた。
それを見ていた蓮と野狐はただ知れぬ狂気を感じた。
「放っておくと危険な予感がします‼」
「奇遇だ、俺でも分かるぐらいおかしい。
今のうちに倒しとくのも。」
「残念……だったな……もう……遅い‼」
サギの声は途切れながらも聞こえるが
その直後、サギの目は赤くなり
さっきまで細かった腕や足が長年鍛えた
プロレスラー見たいに割れ、髪も白くなった。
まるで別人になったかのように変身をした。
「ふ、ふっははは‼
力が‼力が溢れてくる‼みなぎってくる‼
これさえあれば貴様らなんぞ‼」
「本当に……サギなのか?」
「まるで別人。
あの薬の効果か。」
ただらなぬ狂気を感じ少し距離取る二人。
変換したサギは二人から視線を外し近くの民家手を起き
そのまま手のひらだけで民家を押した。
民家は野球ボールの用に空を飛んだ。
「素晴らしい……スバラシイゾ‼
コレナラカテル‼ゼッタイニ‼」
「……段々片言になっていく。
もう元には戻せねぇのか?」
感想や評価、ブグマよろしくお願いします。




