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俺達の冒険物語  作者: 梅松
半人の里編
403/1019

その36続

「あ、あの香奈さん?」


「な、何?」


「さっきから全然前に進んでないんですが。

それと服の裾引っ張らないでください。」


「わ、分かってるけど怖いの‼」


10分位そんなやり取りを泰智と香奈はしていた。


「そんなハッキリ言わなくても。

あ、そういや昔田舎のばあちゃん家で夜、

外を見たら誰か立ってるのを思い出したな。」


「今言わなくてそんなの言わないで‼

た、泰智君何か緊張がほぐれるようなの無いの?」


「う~ん、じゃあ俺の頭見といてね。」


泰智はそういって頭に力を入れる。

香奈はじっと泰智の頭を見ていると

髪の毛が一瞬で腰まで伸び香奈は少し思考が停止した。


「どう香奈さん?

……香奈さん?」


「髪の毛長い人……テレビ……田舎……うぅー。」


香奈は立ったままぶつぶつと小声で怖い物関連を言った。


「だ、大丈夫ですか?

これはこれで可愛いけど。」


「真夜中の道路……井戸……墓地……もうやだ。」


「大丈夫だよ、お化けはいないよー。」


泰智は香奈を宥めようとして頭を撫でた。


「……最小から香奈を運んだ方が早いと思う。

うん、そうしよう。」


結局、泰智は思考停止中の香奈を

女子達が寝ている部屋に連れていって

男部屋に戻って壁に持たれて寝た。

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