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俺達の冒険物語  作者: 梅松
フェンディル王国編
40/1019

その5

「じゃあ入るぞ。」


「オッケーだよ。」


ドアを開けると、

チャリンチャリンという音がなる。


「は~い。」


男の声がする。

しかし何か普通の声じゃない。


「……泰智よ。

俺は何か嫌な予感がする。」


「……俺もだよ。」


「え?普通じゃないの。

まだかな。」


「は~い、ちょっと待ってね。」


声の主が来る。


「はいはい、いらっしゃい。」


その人は男だが、


「……そこの二人、

恋人はいるの‼?

付き合ってる人は‼?」


おネエでした。


「……蓮後は、」


「逃がさないわよ?

……ジュルリ。」


「ギャァァァダァァァァ‼」


「はなせぇぇぇ‼」


「面白いね、香奈ちゃん。」


「ちょっと、それは言わない方が。」


「早苗ぇぇぇ覚えとけぇぇぇ‼」


「フッフッフッ、

両方とも一緒に可愛がってあげるから。」


「待てぇぇぇ‼

文丸さんに渡したいものが。」


「あっら~、私の名前知ってるの?

なら早いね~ベットで色々教えてもらおうかしら?」


「話を聞いてぇぇぇぇ‼

渡したいものがあるんです‼」


「え?

あっら~ごめんなさいね。

私いっつも男の人みたらちょっとね。

それで、渡したいものは?」


「これ、ウズルさんからです。」


「あっら~、ウズちゃんから何かな。」


「ふー、助かった。

……早苗ちょっと話が。」


「……許してお願い?」


「絶対に許さん。」


蓮はただいま早苗にグリグリ攻撃をしています。


「ありがとうね。

それとごめんなさいね。」


「いえ、大丈夫です文丸さん。。」


「おネエでいいわよ~。」


「じゃあおねえさん。

武器を売ってほしいんですけど。」


「いいわよ~。

弓矢が欲しいの?」


「何で知ってるんですか?」


「ウズちゃんからの手紙に書いてあったの。

泰ちゃんって呼んでいいかしら?

いい名前ね。……ジュルリ。」


「は、はいそれでいいです。

もちろん弓も欲しいですけど、

剣が欲しいんです。」


「そうね~。

このブロンズソードなんかいいんじゃない?」


「じゃあそれを四本ください。」


「あっら~?

二刀流にしたいんだったら二本でいいんじゃない?」


「二刀流にもなりたいんですけど、

折れたら嫌なんでとりあえず四本ください。」


「そ~なの?

じゃあ四本で400ウガラよ~。」


「はい400ウガラですね。」


アームの右のボタンを押す。

そうしたら、お金が実体化した。


「泰ちゃん、いつの間にそんなことわかったの。」


「色々押してたらわかった。

左は知らん。」


「後他に何かいる?

わからなかったら私が選んどくわね~。」


「俺は弓と弓矢をください。」


「防護服とかは?」


「大丈夫です。

着たら重いですし。」


「そう。

香奈ちゃんや早苗ちゃん、蓮ちゃんは?」


「お任せで。」


「同じく。」


「わ……私も。」


「わかったわ、少し待ってね。」

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