その34
「……凄い、こんなに飛べるなんて。」
「人間の域を越してるな。」
「全くだな。」
泰智の戦闘を見た蓮達は興味津々だった。
「レベル上げたらお前らもできるぞ?」
「ちなみに今何レベだ?」
「38ぐらいだったかな?
あくまでレベルを上げたら身体能力が少し上がったり
少しのアシストしてくれるだけだけど無いとありじゃ
全然動きが変わってくる。」
「やっぱり家にいずレベルを上げるべきだった。」
「頑張って上げろ。
それより俺少し買い物してくるわ。」
「何を買うんだ?」
「実はうどんを一回自分で作りたいから
その材料買ってくるだけ。」
「じゃあ俺も行こうかな。
お前だけだとまた何かやらかすに決まってる。」
「私も着いていくわ。
少しこの里も見てみたいし。」
「よし、じゃあ行き。」
「…………。」
泰智は外に行こうとしたがこころがじっとり見つめてくる。
「……一緒に行く?」
こころは首を軽く縦に振った。
「た、泰ちゃん……私も連れてって。」
早苗は匍匐前進をしながら泰智に近づく。
「分かったからその低い声を止めろ。」
「陽、よっちゃんは行かないんですか?」
「師匠の家の片付けと寝てるやつらを和室に連れていくから
後ゆっくり見ていってくれ。」
「では行ってきます。」
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