その20続
「泰ちゃん頑張れ~。」
木の上から早苗が応援している。
「へーい、頑張るよー。」
「……こんなやつに私は負けたのか。」
「あれ、ノーカンじゃなかったの?」
「ノーカンだ。」
クミは泰智に斬りかかったりフェイントを入れたりするが
さっきと同じように泰智は剣で受け流す。
その光景を早苗は泰智のスマホで撮る。
「おおー、凄いなー。」
早苗は足をふらふらしながら見ていると後ろから
女の子の声が聞こえた。
「お姉ちゃん何してるの?」
早苗は後ろを見ると白髪の女の子が立っていた。
「え~とね、泰ちゃんの戦ってるのを撮ってるの。」
早苗はスマホちらっと見せたがら言った。
「泰ちゃんって……あの男の人?」
「そだよ。」
「その人怖い人?」
「優しいときもあるし怖い時もあるよ。」
「あのお姉さんは?」
「う~ん?
泰ちゃんと戦ってるけど何かね~、
私の勘だけど多分優しいんじゃない?」
「お姉ちゃんは?」
「私?
私は正直分かんない?」
「そうなんだ。
……今の人生楽しい?」
「物凄く楽しいよ‼」
「……そっか、ありがとうお姉ちゃん。
またいつか会おうね、あの男の人とお姉さんも一緒に。」
白髪の子そう言って木からジャンプして降りる。
早苗はその子がジャンプした所を見たが居なかった。
「……近くの子どもだったのかな?
とりあえず泰ちゃんの戦闘撮っとこ。」
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