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俺達の冒険物語  作者: 梅松
半人の里編
348/1019

その7

「……うん、剣は入ってたよ。」


泰智は少し気まずくなった。


「た、確かに入ってたけど錆びてたな。

よう……よっちゃんこれ直せますか?」


蓮は慌てて言い直した。


「う~ん、直したところで斬れるかどうかまでは。

……陽子って言いそうになったろ?」


「いえ、そんな事は無いです。」


陽子はジーっと蓮を見て蓮はそれに会わせて目を反らす。


「あ、泰ちゃん前に使った復元魔法使ったら?」


早苗はふと思い出して泰智に言った。


「おぉ~、早苗にしては頭使ったな。」


「えっへん。」


早苗はドヤ顔をしたが泰智は見てなかった。


「いつの間にそんな魔法を。」


香奈は少し興味津々で泰智に聞いた。


「洞窟行ったときより少し前に覚えた。

後面白いものも覚えた。

では、復元開始‼」


泰智はそういって剣を持って詠唱する。

しかし剣はずっと錆びたままで

泰智の魔力がごっそり削れていった。


「た、泰智君、戻ってないけど大丈夫?」


香奈は少し不安になって聞いた。


「そ、その前に魔力が切れたんですけど。」


「それって本当に戻るの?」


メイシャは錆びた剣を見ながらその剣に触れてみた。


「この復元魔法は魔力を消費する値によって

前の時間に戻すんですよ、例えばMPを1消費することで

一時間から十時間前に戻るんですよ。

 まぁそこはおいおい練習とかして

細かい時間もできるようにしますけど。

今この剣に全部魔力を使っても戻りませんでした。」


泰智は少しよろよろしながら歩きソファーの横になった。


「ちなみにどれくらい魔力があったんだ?」


蓮は自作冷蔵庫からお茶を取り出しながら聞いた。


「え~と、具体的には大体150位……だと思う。」


泰智はグダーとしながら答えた。


「その魔力が多いのか少ないのか

正直分からないが結構使ったんだな。

それより顔色悪いけど大丈夫なのか?」


「魔力全部一気に使ったから少し気分が悪い。」

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