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俺達の冒険物語  作者: 梅松
半人の里編
343/1019

その2

「はい、また上がりです。」


「嘘だろ……また負けた。

何かのイカサマだ……。」


蓮は机に伏せながらぶつぶつと言った。


「お前毎回負ける度に言うよなそれ。」


「だって~。」


「諦めろ、お前のカードゲームの運はゼロだ。」


「くそー、このまま人形に負けるわけにはいかない。

もう一回勝負だ‼」


「いいですよー。

マスターもやりますか?」


「勿論やりますよ。

ほら、負けた人はシャッフルして。」


「次は……次こそは。」


シャッフルしていると蓮と泰智は

窓からとてつもない寒気がして窓を見た。

すると外からニコニコしながらメイシャがこちらを見ていた。

メイシャは二人が見たのを確認すると

物凄い勢いで家に入ってきた。


「みんなお久しぶり‼

特に蓮ちゃんと泰ちゃんは元気だった?」


「お、お久しぶりです。」


「あら~、元気ないわね蓮ちゃん?

なら私が元気を注いであげるわ~。

というわけでベットに行きましょうか。」


メイシャは蓮の腕をガッチリ掴み二階に連れていこうとする。


「やだよ‼

ベットで何する気だよ⁉」


「そんなに嬉しいなんて……今夜はゆっくり話し合いましょう。」


「全然話聞いてねー。

おい、泰智何とかしてくれよ。」


蓮は泰智の方を見ると泰智はうつ伏せのまま寝ていた。


「寝てないのバレバレだから‼」


「ほら、恥ずかしがること無いわ。

……すべてを私に見せていいのよ。」


メイシャは頬を赤めながら言った。


「露骨に本音を言わないでください‼」


「さぁ、いざ夢の国へ‼」


「止めんか‼」


そういって陽子はメイシャの頭を叩いた。


「帰ってきてそうそう暴走しない‼」


「ご、ごめんなさい。

少し欲求不満で……夜はいつでも相手するわよ。」


「死んでもしません。

後洋子さんお帰りなさい。」


「そんな固くならなくていいよ。

よっちゃんと呼びなさい。 

はい、もう一回。」


「よっちゃんお帰り。」


「それでよし。」

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