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俺達の冒険物語  作者: 梅松
洞窟探索編
332/1019

その13続

「他に質問はありますでしょうか?」


「う~ん、俺は特に無いな。」


「あ、はいはいしつもーん。

蓮ちゃん達の場所分かる?」


早苗は手を上げてユアに質問をする。


「え~と……大分離れてますね。

今二人は階段で降りてますがまだ会えないかと。」


「何で分かるんですか?」


泰智は不思議そうにユアに聞いた。


「皆様のアームの位置で分かりました。

それでは時間なんでさよならです。」


ユアは手を振りながら消えていった。

泰智と早苗も手を振り返した。


「さて……移動しますか。」


「だね。

こころちゃん行こ。」


泰智達はもう1つの扉を開ける。

扉の先は上に上がる階段があった。


「階段か……めんどいな。」

 

「おー、階段上り下りが早い泰ちゃんがそんな事を言うとは。」


「そんな事はどうでもいいから行くぞ。」


「ラジャー‼」


三人は先が見えぬ階段を上り始めた。

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