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その13続
「他に質問はありますでしょうか?」
「う~ん、俺は特に無いな。」
「あ、はいはいしつもーん。
蓮ちゃん達の場所分かる?」
早苗は手を上げてユアに質問をする。
「え~と……大分離れてますね。
今二人は階段で降りてますがまだ会えないかと。」
「何で分かるんですか?」
泰智は不思議そうにユアに聞いた。
「皆様のアームの位置で分かりました。
それでは時間なんでさよならです。」
ユアは手を振りながら消えていった。
泰智と早苗も手を振り返した。
「さて……移動しますか。」
「だね。
こころちゃん行こ。」
泰智達はもう1つの扉を開ける。
扉の先は上に上がる階段があった。
「階段か……めんどいな。」
「おー、階段上り下りが早い泰ちゃんがそんな事を言うとは。」
「そんな事はどうでもいいから行くぞ。」
「ラジャー‼」
三人は先が見えぬ階段を上り始めた。
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