328/1019
その11続
「さっそく攻撃か。」
泰智は蜘蛛の攻撃を剣で受け流す。
その後、距離を取り様子を伺う。
「……蜘蛛って基本的に苦手なんだよな。
燃やすのもいいかもしれないけどワンパターンだしな。」
泰智がそんな事を考えている間にも蜘蛛は攻撃してくる。
その度に剣で受け流している。
「早くしないと早苗がこの部屋入るからな~。
でも最近斬ったりしてばっかだからこれもな~。
……ならまだ使いなれてない魔法で倒すか。」
魔法で倒すと決めた泰智は蜘蛛を剣で弾き飛ばして
素早く魔法の詠唱に取り掛かる。
「……サンダー‼」
泰智は手をつき出してそう唱えると
蜘蛛目掛けて雷が手から出た。
雷は蜘蛛に直撃し燃え上がる。
「……あ、燃しちゃった。
次からなるべくこういう魔法は止めとこ。
さて、外のお転婆娘を迎えに行きますか。
……一様ドアノブ冷やしとこ。」
泰智は魔法で冷やした後部屋を後にした。
感想や評価、ブグマよろしくお願いします。




