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俺達の冒険物語  作者: 梅松
洞窟探索編
327/1019

その11

「何で動かないんだ?

いや、動かない方が好都合。

香奈、あの蜘蛛燃やせる?」


「わ、分からないけどやってみる。」


香奈は蓮に言われた通り蜘蛛を燃やそうと詠唱する。

すると蜘蛛は香奈の方を見て糸を飛ばしてきた。


「ま、まだ詠唱中なのに‼」


「香奈避けろ‼」


香奈は詠唱を止めて避けようとしたが

腕に当たってそのまま壁にくっついた。


「う、動かせない‼

糸をほどくのは無理そう。」


「燃やすのはさすがに危ないな。

待ってろ今そっちに行って糸を斬る‼」


蓮は香奈の方に走った。


「蓮君後ろ‼

糸が飛んできてる‼」


香奈の言葉に後ろを見ようとして転けた。

幸いにも糸は蓮の頭上を通って避ける形になった。


「ふ、不幸中の幸いだった……。」


「蓮君、私の事よりあの蜘蛛に集中して‼」


「だ、大丈夫なのか?」


「多分大丈夫よ。」


「なるべく早く倒すから待っといてくれ‼」


蓮は再び蜘蛛を見て身構える。

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