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俺達の冒険物語  作者: 梅松
洞窟探索編
315/1019

その4続

その日の夜。


「……起きてしまった。

今何時だ?」


蓮はアームの機能で確認すると

午前4時と映っていた。


「早く起きすぎたな。

二度寝するか。」


蓮は再び寝ようとするが玄関からガチャという音が聞こた。


「……まさかの不審者?

い、一様確認するか。」


蓮は音を立てずゆっくり階段を下りるとリビングが

うっすらと光っていて誰かが座っていた。


「……幽霊とかじゃないよな。

おい、そこにいるのは誰だ⁉」


「あ、わりぃ起こしたか?」


その人物は振り向きこちらに向かってきた。


「う~む、やっぱり足音を立てずに進むのが難しいな。」


「……泰智何やっていたんだこんな時間に。」


「少し夜中の特訓だよ。

ミクロとかクミの戦いで実感したんだ。

俺はまだまだ弱い、だからみんなが寝ている

夜中に特訓してたんだ。」


「……黙ってやるほどにか?」


「俺あんまり頑張ってる姿とか見られたくないから

こうしてこっそりやってるんだよ。

あー、でも見られたからな~。」


「別に見られてもいいんじゃないか?

夜とか危ないだろ。」


「何かこう……見られると頑張ってるな~って思われるのが

あんまり好きじゃないんだよ。

更にそれを聞かれたり広められたりするのは嫌いだ。」


「そういうものなのか?」


「そういうものだ。

それとこの事は言うなよ。」


「分かってるよ。

じゃあまた寝るわ。」


「俺も少し寝ようかな。

お休み~。」


「お休み。

……意外な一面を見てしまった。」

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