その106続
「ぐわぁぁぁぁ‼」
「よっしゃぁぁぁ‼」
蓮は机を叩き叫ぶ。
ナッキーは両手を上げて喜ぶ。
「兄貴教えてくれてありがとうございます。」
「え?
いや、ただ左腕が痛かっただけなんだが。」
「な、なーんだそうだったんですか。
まぁ、なんにしても罰ゲームは避けれて良かったです。」
「さて、蓮耳打ちで教えて。」
泰智は蓮に近づく。
「くそ、トランプはやっぱり苦手だ。
……小学生の時にいた祐希って子が初恋の相手だった。
小学校卒業して別の中学校に行ったっきり会ってない。」
蓮は少し恥ずかしそうに泰智に言う。
「あー、祐希か~。
懐かしいな。」
「もういいだろ。
それより泰智、髪少し長いんじゃないのか?」
「話を変えやがった。
確かにそうだな散髪を考えないと。」
「そもそもこの世界に散髪屋があるのか?」
「兄貴達、まだですか?
早くしてくださいよ、次早く始めたいですよ。」
ナッキーは早く次のゲームをしたくて急かす。
「おーすまない。
では、俺はシュリと変わるな。」
「やっと出番ですか。」
「さて、やるわよ。
次の罰ゲームは……。」
その後、罰ゲームの難易度は上がったり下がったりした。
泰智とミチとスミレ以外の人は全員罰ゲームを受けた。
全員が寝たのは午前3時位だった。
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